ゴルフクラブの原価
ゴルフクラブは、バブル期1本10万円以上のドライバーや100万円以上のアイアンセットが馬鹿みたいに売れまくりの時代でした。
現在も、中国バブルのインバウンドで高額クラブが売れています。
さて、ゴルフクラブの原価はいくらくらいかご存知ですか?
具体的な原価率は守備義務があるので言えませんが、大体の目安を綴ります。
先ずは、メイドインジャパンのクラブは?
現在、殆どのメーカーのクラブヘッドは中国本土で製造しております。以前は台湾での製造でしたが、人件費削減で技術力のある台湾より
中国本土での大量生産にシフトしたわけです。
ヘッド工場は、7.8階のビルになっており、発注数量の多いテーラー、キャロウェイはワンフロアで製造。少ない国内メーカーはフロアの一部で製造しています。
中国製のヘッドを日本に輸入して、国内でシャフトとグリップを組んだクラブがメイドインジャパンです。最近では自社工場では無く福井県や千葉県の組み立て工場に委託するメーカーが殆どです。
写真はイメージです。
YAMAHA、PRGRなどの国内メーカーは開発コストも高い。ヘッド材料の品質良く精密性も高い。なので原価も高くなる訳です。
テーラーメイド、キャロウェイなどの外国有名ブランドのクラブは大量生産により、上記の国内メーカーよりはコストを低く抑える事ができます。ロフト等に若干の誤差がたまにキズですが、プロ契約料や広告宣伝費は莫大です。
原価の安いクラブは、
ズバリ、発売価格は非常に高額だがテレビショッピングでキャディバッグ付きフルセットを半額以下で販売しているクラブです。
発売価格がドライバー1本10万円以上しているのに、半値八掛けでも粗利が取れるんですから当然ですよね。
写真はあくまでもイメージです。